営業マンの皆様、いつも営業活動お疲れ様です!

SIerで営業マンとして働くがんちゃんです。
社会人歴7年目にして上司に言われた一言
「がんちゃん、日経新聞は読んだ方がいいよ!俺も結構読んでるから〜」
「なるほど・・・日経新聞か、、、新卒で入社した会社ではそんなこと全く言われなかったなー」と転職してからこんなアドバイスよくいただきます。
ということで、日経新聞を半年間ほぼ毎日読み続けました!本記事では社会人歴7年目・IT営業マンが半年間ずっと日経新聞を読んで得たことや感じたことをまとめています!
IT営業マンが日経新聞を読んでみた

まず、私自身新聞なんて生まれてこの方、テレビ放送欄くらいしか見たことがありませんでした!
活字には慣れていますが小説やビジネス本くらいで新聞とは全く違います!そこそこしんどいです・・・最初はかなり苦戦しました。読み始めたのは2024年6月中旬くらいから現在進行中で読んでいます!
IT営業マンが日経新聞を読む流れ
私が普段どのように日経新聞を読んでいるのか整理しました!
項目 | 内容 |
---|---|
読み方 | スマホで日経電子版(アプリ)と紙面ビューアの二刀流 |
頻度 | 朝刊・夕刊どちらも |
タイミング | 電車の移動時間・休憩時間・息抜き・帰宅後 |
読むのに必要とする時間 | 朝刊:2時間・夕刊:30分 |
費用 | 月4,277円(サブスクタイプ) |
その他 | ・わからないものはメモや調査をする ・メモ帳アプリでメモや調査内容をまとめる ・読み飛ばしは全然あり ・私の履歴書は必ず読みます |
基本的には電子版アプリを使って通勤時やご飯後に読んでいます。なかなか読み進められない日もあるので時には朝刊を夜に読むってことも・・・
また、できるだけ自分の力にしていきたいと思ったこともあり、気になる言葉や用語、分からない経済トレンドは調査するようにしています!メモ帳にはこんな感じでメモを取ったり深掘ったりしました。

もう1つ意識したことはお客様やIT系記事は保存して見返すことができるような状態にしていました。読み始めて1年ほど経ちますが知識の整理に本当に役立ちました!
- 移動時間や隙間時間を使う
- わからない情報はメモ&検索
- 仕事に関わりそうな記事は即保存
IT営業マンが日経新聞を読んで得た7つの良かったこと
IT営業マンとして1年間日経新聞を読んでみて5つのことを得たと感じています。月4,000円ほどの出費をするだけの価値がありました!
顧客とのアイスブレイクが弾む
日経新聞には担当する顧客のニュースや人事情報などが掲載されていることが多々あります。

もちろん、良いも悪いも含めてですが・・・
「最近、御社のこんなニュースを見たのですが、実際どうなんですか」なんて雑談を交えながら話します。
「全然影響は小さいんだよ」「〇〇でうちも大変だよ」と相手の心情を伺えるので、相手の仕事状況などを理解することにも繋がりますし、愚痴をこぼしてもらう良い機会となります!
会社のニュースなどから顧客の思いを聞くことができ会話が弾みやすい
新聞を読むだけでIT動向を収集できる
ここ1年間で「生成AI」「AIエージェント」や「NVIDIA」「OPEN AI」「IOWN」など先進技術に関連した情報をたくさん見かけました。
「この企業で生成AIを使って◯◯業務を効率化するんだ」「NVIDIAのGPUが中国に輸出規制されていることで華為(ファーウェイ)の中国国内での利用率が高まるんだ」などなど意識せずともITに関連した動向を知ることができます!

知っている知識と時事ネタが結び付くと新たな発見にも繋がりますよね!
SIerで働くシステム営業マンとしてはトレンドを抑えること、会話のネタをストックできるのは非常にありがたいことです!
ITに関連した会話のネタや知識を自然と収集できる
顧客やその同業他社の取り組みやニュースを収集できる
SIerで働くと1つのお客様と深くお付き合いするアカウント営業を行うことがよくありますが、その際に毎日顧客の情報はブラッシュアップしたいものです。
そんな時に役立つのが日経新聞でした!
話題の某国際的イベントでの取り組み状況など確認することもできれば、ベンチマークにしている同業他社の情報を頭に入れておくなど新聞を読むだけで並行してお客様に関連したニュースを収集できます!
何気なくビジネスで有用な情報を収集できる
専門領域でない知識を広く浅く収集できた
筆者はSIerで働いていますが仕事の中でどんな話が出てくるか分からないのが結構悩みでした。例えば、急にカーボンニュートラルの話題やポイント経済圏、ヘルスケアの話などSIの仕事とは少し離れた話題です。
興味関心が少ないものって自主的に調べる機会ってなかなかないですよね。
そんな時に日経新聞が最高の情報源でした!

上記は日経新聞朝刊のカテゴリーです。1面から総合までは時事ネタやトレンドになりそうな記事が書かれています。私も全く詳しくなかったですが、自動運転やEVについては自然と知識を得ることができました!
日経新聞は浅く広く知識を獲得できる
株でちょっとだけ儲けた
日経新聞は単なるニュース報道だけではなく「なぜ今この事象が起きているのか?」という視点で解説した記事も多いので、その派生から次に起きる事象を想像できるようになります。
謂わゆる、「先回り投資」というやつですね!
日経新聞には政治や経済政策、企業の決算状況や経営戦略も理解しやすいように書いてくれているので初心者の私でも各情報を咀嚼して、投資の参考にしています。
ただ、日経新聞を読むことは投資判断のアンテナを高めるだけではあるので、必ずしも儲かるわけではないので注意しましょう!
日経新聞は「早く、深く、広く」情報を得られて投資判断の精度が上がる
ビジネス界の巨匠が執筆する「私の履歴書」が面白い
「私の履歴書」は日経新聞の名物連載で毎月1人ビジネス界や文化界の大物がご自身の人生を語る自伝的エッセイです。これが本当に面白くて読み進めると毎日の楽しみになります笑
理由は、単なる成功話ではなく「リアルな人間ドラマ」と「激動の時代の記録」が詰まっているからだと個人的には感じます。
ビジネス界での巨匠もこんな苦労をしたんだ、独自の哲学や考えが今の自分にも当てはまるのではないか、そんな学びを与えてくれます。
1日5分程度で読めるので朝の通勤にはおすすめです!
小説やビジネス書にはない「私の履歴書」ならではの面白さ
日経新聞を読んでいる人が意外と多い(共通の話題作り)
日経新聞は紙での発行部数が160万部、電子版では95万人ほど、団体契約などもあるため300万人ほどが実際手にしている可能性があります。
生産年齢人口が7,500万名なので約4%ほどの方が日経新聞を読んでいる試算になりますね。
ただ、金融なりITなりコンサルなり、ある程度の大手企業・上場企業の方であれば読んでいる人に遭遇する確率もさらに高まると思います。一方、若手の頃からしっかり読んでいる方少ないので、新人の方は読んで周りと差をつけるのも良いと思います!
日経新聞を読んでいる人は意外と多い・・・かも
まとめ
日経新聞を1年ほど読んでいましたが幅広く知識を集めることができ、お客様とも盛り上がるきっかけを作ることができました。
改めて、IT営業マンが日経新聞を読むと次の7つのことが得れると実感しています。
より一層飛躍していきたいIT営業マンはぜひ読んでください。